YKKap「APW430」
高性能トリプルガラスを採用した、世界トップクラスの断熱性能と先進の機能、高いデザイン性をもち合せた窓。近年のエネルギー問題に対する取り組みにおいて、特に住宅の省エネ性能が重視されてきています。APW430は、高性能の樹脂窓で住宅を高断熱化することで、エネルギー消費の削減はもちろん、住宅の温熱環境を改善し快適な住環境を実現させます。
≪世界で普及が進む樹脂窓≫
窓の断熱性能を高め基準をクリアするためには、フレームの断熱性能も高める必要があります。その答えのひとつが樹脂窓です。環境先進国ドイツでは、樹脂窓は全体の60%、アメリカにおいても67%の普及率となっています。
■ YKKap「APW430」の特長
1.トリプルガラス(ニュートラル色)
ガラス層厚41mm
2.ダブルLow-E膜 or
シングルLow-E膜(室内側)
3.アルゴンガス
空気層(アルゴンガス)16mm×2
4.樹脂スペーサー
5.障子フレーム(マルチチャンバー)
6.枠フレーム
7.かかり代50mm
≪世界トップクラスの断熱性能≫
ガラスとして最も断熱効果の高い空気層の厚さ16mmに、アルゴンガスを封入。その空気層を2層にし、2枚のLow-Eガラスで挟んだ、総厚41mmのトリプルガラス。また、スペーサーには熱伝導率の低い樹脂スペーサーを採用。断熱性能と日射熱取得率のベストバランスを追求したガラス仕様です。
≪フレームの断熱性を高めるマルチチャンバー構造≫
従来の樹脂窓に比べ、フレームの中空層が多いマルチチャンバー構造を採用。これにより枠と障子も熱を伝えにくくなり、フレームの表面温度は1.5℃上昇します。(室外温度0℃/室内温度20℃解析値)
チャンバー:伝熱方向に並ぶ中空層の数
≪重量のあるトリプルガラスもしっかり支える下枠≫
下枠の躯体かかり代を50mmにすることで、枠の表面温度が高まるだけでなく、重量のあるトリプルガラスを躯体でしっかり支えることができるので、下枠にかかる力が軽減され、枠がたわむことを防ぎます。耐久性に優れ、窓の大開口化に対応した納まりです。
エアコンの使用を減らし、消費エネルギーを削減
APW430を採用すると窓からの熱損失を減らすことができ、住宅全体の断熱性能が向上します。
これにより、エアコンの運転時間が少なくなり、消費エネルギーやCO
2排出量を効果的に削減できます。
日本全国の年間冷房費を削減
窓の断熱性能を高めるだけでも冷暖房費の節約になります。
また、おだやかな季節には窓を開けて風を通せば、冷房費を節約しながら快適性を高めることができます。
【年間冷暖房費の比較】※住まいの条件により得られる数値は異なりますので目安としてご利用ください。
結露を抑え、不快な汚れを防ぎ、家の耐久性を高めます
断熱性が高い窓は外気の影響を受けにくく、窓の表面温度の変化が少なくなります。室温と窓の表面温度の差を小さくすることで窓辺の結露を抑制し、窓に触れたカーテンが濡れたり、額縁や床にたまった水分がホコリを吸着してしまう不快な汚れを防ぎます。
冬の窓辺のひんやりがなくなります
窓で冷やされた空気が下に降りてくることをコールドドラフトといいます。冬の窓辺がひんやりするのはこのためです。断熱性能の高い窓なら室内温度の均質化がはかれ、窓辺の体感温度の差を抑えることができます。
断熱性の高い窓は、1年中家族にやさしい
冬は屋外の冷たい空気を室内に伝えにくく、室内の暖かさを逃がさない。夏は日射熱をシャットアウトし、室内の温度が上がりにくい。断熱性能の高い窓は、部屋の保温効果を高め、1年中過ごしやすい室内環境を保ちます。
たてすべり出し窓には半開固定機能が付いた新ハーフロックを標準装備。チャイルドロックとして、また隣地への衝突防止としても効果があります。また窓の外側をお掃除できるよう、配慮しています。
デザインスッキリ、お掃除もラクラク
ラウンド形状なので、ホコリがたまりにくくお掃除も簡単です。
LIXIL「高性能ハイブリッド窓サーモスX」
サーモスXは、アルミと樹脂のハイブリッド構造をベースに、断熱性を飛躍的に向上させた次世代の高性能ハイブリッド窓です。ハイブリッド窓ならではの利点に加え、最先端の高断熱技術を結集することで、日本の窓に大きな進化をもたらします。
窓の断熱性能を高めるためには、熱を通しやすいフレームを小さくし、熱を通しにくいガラス面を大きくする必要が
あります。サーモスXは、樹脂とともに強度に優れたアルミを使用し、さらにアンカー式グレチャンを採用することで、
耐久性を保持しながらフレームの極小化を実現。ガラス面積の最大化により、最高水準の断熱性能を発揮します。
フレームと窓枠のラインを合わせることで、フレームの露出を抑えて断熱性を向上。室内からフレームが見えず、すっきりとした開放的な窓辺を実現できます。
トリプルガラスの中間ガラスに、わずか1.3㎜という特殊薄板ガラスを採用。
トリプルガラスでありながら、複層ガラス並みの軽さを実現しました。また2つの中空層には熱伝導率が低いクリプトンガス/アルゴンガスを封入。
それぞれのガスごとに最適に設計された厚さの中空層が優れた断熱性能を発揮します。
多層ホロー構造
室内樹脂部分の中空層を多層化することで、熱を伝えにくくしています。また、“クリプトンガス入り”タイプについては、
一部断熱材を入れ、さらなる高断熱化を図っています。
※断熱材の設定箇所・有無は品種毎・部材毎に異なります。
サーマルブレイク構造
アルミ形材を室外側と室内側に分離させ、熱を伝えにくい樹脂部材でつなぐことで、熱の伝わりを遮断するサーマル
ブレイク構造を上下の枠に採用しています。
サーモスXは、トリプルガラス2タイプ、複層ガラス1タイプをご用意。断熱性能や日射取得率など、地域やプランに合わせてお選び
いただけます。
トリプルガラス(クリプトンガス入り)
内外2枚をLow-Eガラスで構成したトリプルガラスを採用し、空気に比べ熱の伝わりを約60%抑えるクリプトンガスを封入。また、一部
断熱材を入れ、樹脂窓同等の断熱性能を実現。
トリプルガラス(アルゴンガス入り)
内外2枚をLow-Eガラスで構成したトリプルガラスを採用。空気に比べ熱の伝わりを約30%抑えるアルゴンガスを封入。
複層ガラス(アルゴンガス入り)
室内側か室外側の1枚をLow-Eガラスで構成した複層ガラスを採用。空気に比べ熱の伝わりを約30%抑えるアルゴンガスを封入。
室内の快適さを守り、住まいの省エネ性を高めます
アルミと樹脂のハイブリッド窓でありながら、樹脂窓と同等の断熱性能を実現したサーモスX。
熱貫流率1.05W/(m²・K)という圧倒的な断熱性能により、熱の出入りを防ぎ、一年を通して快適な室内環境を実現します。
複層ガラス並みの軽さで、ラクな開閉が可能に
ガラスが3枚入っているから、重いのは当たり前。そんなこれまでの常識を、新開発のトリプルガラスが一新します。中間ガラスにわずか1.3㎜の特殊薄板ガラスを採用し、複層ガラスと同等レベルの軽さを実現しました。窓の開け閉めがラクになるのはもちろん、躯体にかかる負担も軽減します。
外と内がつながる、心地よい窓辺を実現します
わずか36.5㎜というスリムなフレームを実現したサーモスX。
まるで窓が存在しないかのようなシンプルで美しいデザインが大きな特長です。視界がすっきりと広がって光や景色を身近に感じられる。
サーモスXなら、外と内が心地よくつながる窓辺がつくれます。